コーヒーでパソコンを叩く

スタバでMacBook Airを叩いているけど、リア充とは程遠い人のブログです

UIデザイナーまでの経歴と今後のキャリア(展望)

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現在UIデザイナーとして渋谷の某IT企業で働いている僕が、これまでの経歴と今後のキャリア(展望)を振り返りも兼ねて書いてみる。誰得な感じだが、俺得ということで。まあまあ変わった経歴かもしれないので、今後目指している人にはまったく役に立たないこと請け合いですが、奇特な方はどうぞ。

 

東北の某所に生まれてデザイン(アート寄り)との出会いまで

田舎の地方都市まで車で小一時間掛かるそこそこの田舎に生まれて、小さい頃から特に不自由なくぬくぬくと育つ。今思えば勉強ならずとも、部活なりに精を出していればまた違った人生かもしれないが、ゲームと麻雀ばかりをして青春時代を過ごす。びば放任主義。この頃はデザインって美味しいの?ってレベル。

 

保育園の時は活気があった駅前商店街も、小学校高学年の頃には過疎化でシャッター商店街へ。必然的に外に出て仕事をすることになるが、まったく緊張感のないまま高校最終学年になる。実家が美容業をしてたので、美容学校に進学し二年間飲み会と麻雀の日々。朝まで遊んでいたが学校は割りと真面目に通ってた。メールがぎりぎりのIT音痴。

 

銀座の某モッ◯ヘアに勤務も、決定的に接客業に向いていない性格だと気付いて最初のピボット。麻雀ばかりしていたから当然と言えば当然か。どうしたものかとロンドンへ逃避行の短期留学というのは名前だけで、実際はタダで入れる美術館に通う日々。その頃にフランスやスペイン、イタリアにも遊びに行って刺激を受ける。特にロンドンのテムズ川沿いにあるTate Modern(Herzog & de Meuron作の火力発電所をリノベーションした美術館)に感化されてものづくりの方向に舵を切る。留学(と言う名の逃避行)をさせてくれた親に感謝。

 

昼仕事、夜建築の夜間に通いながら麻雀の日々

日本に帰って取り敢えず建築だと意気込んでみたものの、何も知識がない状態でのスタートなので昼間アルバイトをしながら建築(夜間)の専門学校に通う。と同時に学校で知り合った友達と麻雀に通う。昼・夜忙しいのに更に深夜麻雀といった一人Mプレイで自分に鞭を打つ。でも仕事と学校は通ってた。土日は都内の建築を見て歩く日々で、グラフィックデザインやアートなども独学で学ぶ。根は真面目なんです。

 

自分の方向性はデザインだなと感じつつ、建築には構造、法律、施工、計画などいくつかに及ぶので躊躇する。建築の資格試験に合格するも、学歴がほぼなく、独学の難しい(と考えていた)建築よりも、当時日本でも名前が出てきたGoogleに未来を感じて、IT系に進むことを考え出す。幸か不幸かWindows Meのスペックの低さに絶望を感じてたが、AppleiBookに触れたことも大きいかも。Mac最高。二度目のピボット。

 

独学でWebを学び某有名制作会社に入るが

アルバイトなどを転々としながら、独学でデザイン、Web系のスキルを習得する。イラレって何?食べれるの?ってレベルで、tha/中村勇吾さんのecotonohaを観てこれを作ろうとFlashのAction Scriptから入門。Script?OOP?って状態からHTML・CSSJavaScriptMovable TypeなどからAction Script 3.0がそこそこ書ける状態までなる。途中SEOアフィリエイトの会社に入ってマーケティング周りの知識も習得して、今でも結構役に立っている。

 

実家に帰って武者修行していた期間(暗黒時代)に、フリーで活動したり、ポートフォリオFlashで作り込んだりで、完全にネット住民になる。自作の履歴書を用意して、某有名制作会社の門を叩いたら面接当日に採用をされて、その日には会社近くで引越し先を決める。所謂広告系サイト制作の会社で資◯堂やソ◯ーエリクソンなどをクライアントに持つ、そっち系では割りと有名な会社。が関西と体育会のノリが何か違うと感じて、緩いけどクオリティ高いサイトを作ってる制作会社に移籍する。

 

震災とフリーランスから経験した学び

移籍後直ぐに震災が起きて地元が被災にびびる。地元愛はあまりなかったが、色々あって地元と関わりのある仕事をすべくフリーランスの道へ。当時感じたのは「明日どうなるか分からないから、これだと思うことを精一杯する」こと。フリーで二年半程度、震災系や地元のサイト制作、グラフィックデザイン制作で仕事をする。この活動から経済の仕組みや、サイト運用の方法、マーケティング、プロダクト(お土産など)のブランディングなど総合的に考える機会が多く、ビジネスとしてスケールすることが必要なことを学んだ。

 

アプリUIデザイナーのキャリアへ進む

結婚を期に都内の制作会社へ入る。この頃にはユーザーの体験を設計して、より効果の高いUIに重きをおいて制作するようになる。サイト制作に加えて、アプリや管理画面の開発に関わる。サービス開発自体の経験を積みたいと考えて、某ITサービス企業に移籍。現在はそこのUI/UX担当としてiOSヒューマンインターフェイスガイドラインMaterial Desginを元に各デバイスに最適化させている。これとは別ラインで地元の弟とコンテンツ系のサービスでコンテンツ・マーケティングを実践すべく進めている。

 

今年のまとめと今後のキャリア(展望)

今年は特にアプリのUI/UXを検討している時間が長く、2つのアプリを0から設計したのと、管理画面一式、ウェブサイトを幾つかレスポンシブで制作した。後半病気でダウンしつつだったので健康に気をつけないと。


来年は会社で開発したサービスのグロースフェーズの設計と他サービスのブランディングに関わる予定で、引き続き弟とのコンテンツ系のサービスも続ける。加えて、Swiftを独学しようと考えているので、ある程度自分でアプリが作れる状態になるかも!?グロースハッカーかアプリエンジニアかUXデザイナーか、今後のキャリアを加速させる為に最適な解を選択していきたいなぁと。キーワードはグロース・Swift・コンテンツマーケティング。そんなに遠くない時期に海外生活と自分でプロダクト開発をするぞと。